それまでずっと「対面!至高!」ってかんじでやってきたのに、コロナ期に急激にオンライン化に適応する必要に迫られて大変でした。まーでも、転んでもただでは起きないですよな。怪我の功名とでも言いますか、コロナ期にひたすらジタバタしたおかげでライブ配信とか、オンライン講座もできるようになったし、オンラインで自分の手元とカードをお見せしながら読み会や個人セッションができるようになったんでした。

お客様側がスマホ画面だとカードはちょっと厳しいかもですが、タブレットとかPCをご使用でしたらカードのシャッフルから展開するところまで、かなりいい精度でお見せできます。タロットの時には「占い師側から並んでるカードを見ながら話を聞くのは新鮮!」と喜ばれることが多いです。確かに新鮮かも。
インナーチャイルドカードの時には、たくさんあるカードの中から選んでいただく際に、ずらっと並べたカードを端から端までわたしがゆっくり指差していきます。お客様には、画面を見ながら「これ!」というカードを選んでいただけます。オンライン越しにカードを選ぶ体験というのもなかなか楽しいですよ。
なんというか、めちゃくちゃ当たり前の話なのですが、対面には対面の良さがあり、オンラインにはオンラインの良さがあります。ということを久しぶりにしみじみと感じています。
対面の場合は「わざわざお越しいただいて同じ時空を共有する」という唯一無二の強さがあります。対面だからこそグッと思い切ってこちらから踏み込めることもあります。対面だからこその特別感、ですね。
オンラインの場合は「どこでもないどこか」というバーチャル空間を共有する不思議な感覚があります。瞬間的にパッと出会って、スッと消えていく不思議。日常会話ではないから余計にそう感じるのでしょう。
個人的には「リアルタイムでの瞬発力命!憧れスキルは当意即妙!」でございますので、テキストをお送りするタイプのメニューは苦手科目です。目の前にいない人に語るのは苦手。不特定多数はもっと苦手。
↑ じゃあなんでこんなにお前はしつこくあれこれ書いているのか?と言われれば「虚空に向けて書くならいくらでも!」メンタルなのです。でもここは「何か書くことが看板の代わり」だから書いてます。
ここ数年はだいぶ荒れましたが、荒れてることも書きました。それは生存確認のためでした。
息をするように、ここになんか書くことで、また新しい出会いが生まれたり、お客様がお客様を呼んでくださるきっかけができたり、古い方がときどき思い出して訪ねてきてくれたり、疎遠になってた方が生存確認してくれたりするのです。
ということで、また対面でもオンラインでも、みなさまとお話しできる機会を楽しみにしています。
16日の回は、あとお一人なら受付します。迷ってる方はぜひどうぞ。
