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位置と意味〜8号室通信39

タロットお勉強中のみなさま
タロット実践修行中のみなさま
タロット愛好家のみなさま

お伺いしたいことがあります。

もちろん質問やニーズや、その場によって使い分けていると思うのですが、カードのスプレッドは主にどんなの使ってらっしゃいますか?あ!アプリで1枚引きしかしない。みたいな方もいらっしゃるかもしれませんが。

実はですね、わたしはヘキサグラムスプレッドがぜんぜん覚えらないのです。「どこがなんの意味だっけ?」っていまだに言ってます。(故に実占現場では使えません)

逆にケルト十字スプレッドは大昔から「本を読むように」というイメージですらすらーっと繋がって、ストーリーとか登場人物が自然にみえてくるので、よく使います。

杏子先生は確か逆で、ヘキサグラムスプレッドがメインで、ケルト十字は苦手だとおっしゃっていました。それぞれの人によって認知や理解の回路が違うのですね。

インナーチャイルドカードの実占現場では、ほぼ3枚引きしかしません。お客様に説明するときには、直線的に時間が流れる3枚引きが物語としてお伝えしやすいからです。

インナーチャイルドカードのティーチャーコースの卒業試験では、自作のオリジナルスプレッド(5枚以上)を実践したレポートを全員の前で発表する課題がありました。

あのときはわたしは9枚引きスプレッドにして、何名かのモニターさんにご協力いただいてレポートを作成しました。展開する枚数が多いと、まずは広いテーブルが必要ですし、読み手もたいへんです。そもそも引いてもらう側にもエネルギーがたくさん必要なので、ふだんは使いませんが、いまでもときどきご希望があればご提供しています。

四元素によって色分けがはっきりしているタイプのタロットデッキを用いて、ホロスコープスプレッド(12枚)を展開するのも好きです。昔、中野のお店に座っているときなど、祝日に飛び込みできてくれるような、特にお悩みのないお客様に「今の運勢」としてよく使っていました。色味の配分からお客様に視覚的にお伝えしやすかったです。

ホロスコープの意味を覚えないと使えない、と言うお声も聞こえてきそうですが、わたしからすれば「え?だってどうせスプレッド覚える時に位置の意味を覚えますよね?それだったら、ホロスコープと共通のほうが覚えることが減っていいのでは?」です。

暗記項目は、ひとつひとつ独立させて覚えるよりも、なるべく他の知識と関連させるのがコツです。ひとつわかれば他もずるずるっといっしょにくっついてくれば、脳内シナプスの成長はとっても良好です。

どうせ(というとみもふたもないですが)カードの一枚一枚の意味とか、星の一つ一つの意味なんて、これからますます「AI占い」でこと足りるはずです。ニンゲンにしかできないことをしなくては。

繋げて読む。まとめてそこから意味を抽出する。
その人にとってそのカードはどういう意味なのかを推察する。

ニンゲンにしかできないスキルをもっともっと磨かなくては。

ということで、マンダラスプレッドのご案内です。

ざらっとこの図だけ見ると「え?」この意味をひとつひとつ覚えるのめんどくさ!と思われることでしょう。

でもこの枠に記載しているのは、ものすごく簡略化した九星気学/易の理論に基づいた意味です。だから、この意味がわかるなら、それと同時に九星気学とか易の基本知識も同時に身につくというわけです。

東洋の意味のもので西洋のタロットを使うの?と思われたあなた、わかります。その気持ちもわかります。でも実際に使用しているわたしの見解は「使えるものはなんでも使えばいいんじゃない?」です。

むしろ12枚のホロスコープスプレッドより、10枚のケルト十字より、8枚のマンダラスプレッドのほうが枚数少ないですし、時間も方位も物事の展開もいろいろ応用しながら読める可能性が広がっています。

それって、とってもお得でしょう?
ぜひ一緒にチャレンジしてみませんか?

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タロット初心者さん、愛好家さんはもちろん、易や九星気学に興味がある方もお気軽にどうぞ。お待ちしております。

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