表立ってお知らせしていないのですが、ZOOMもご来室も密かに再稼働しております。ガラにもなく「ひさしぶりでだいじょうぶかなー?」なんてちょっと心配する気持ちがあったのでお知らせしていなかったのですが、実はなんのことはない。のーぷろぶれむでした。みなさまとお話しするのはやっぱりたのしい。
といってもあいかわらずいきなりたくさんお引き受けできる状況でもないので、ひきつづきこっそりモードです。
「めをつぶっててもできる」というのは比喩でございますが、あれこれ心配する必要はありませんでした。そのときその方が必要とするポイントをつかんで、どこをどうやって読んで、なにをどうやってお伝えするか、長年さんざん繰り返して身についたスキルはうっかり消えないようなので、嬉しいような悲しいような。
↑ 初心者のうちはどうしても「目についたものを片っ端からぜんぶよんでたくさんお伝えしたい!」になりやすいのですが、それだとお客様には情報過多で「なんか先生はいっしょうけんめいたくさんお話ししてくれたけど、結論はなんだったんだろう?」みたいになりませんかしらね?れっつげっとよまないゆうき。
さてさて。
まっすぐなきもちでカードに向かい合うと、そのまんま鏡のようにその方のいまの姿が映し出されます。

でも、加工も補正もなしで、そのまままっすぐ鏡をみるって、結構ハードなときありますよね。だからこそ、そんなときだからこそ、伴走者としてわれわれの出番があります。
安全にガイドしながら、ひとりではいけないところまでまたカードをいっぱい一緒に読んだり、心の深海へぎゅっと思い切って潜っていく体験を重ねていけたらうれしいです。
占いに習熟して心の取り扱いに慣れている方々とはいきなりインナーチャイルドカードだけでも潜っていけるのですが、ふだんの鑑定では命術+カードのことが多いです。
このシリーズは大昔に書いたものですが、ぜひこちらもご覧ください。
私論(2)インナーチャイルドカード「深い変容には時間がかかり危険も伴う」
最初のうちは「不思議!どうしてわかるの?」とか思うんですが、冷静によく考えてみれば、カードが語るのではありません。カードは鏡のようなもので、あなたの物語を生き生きとリアルに語れるのは、あなたしかいません。
実はひとりでカードを引いて眺めて「うーん。そういうかんじかー」とおもってるのは「言語化」とは言いづらいです。メモして記録するのはギリギリおーけー?くらいの言語化で、ネットに公開メモくらいは気軽でよさげですね。
でも対人だと「そういう、ってどういうこと?」と尋ねられたり「じゃあ○○だったら?」とか言われます。あれ?とおもうようなことがつるっと口から出てきたり、意外なことをつらつらと喋り出したりするのがニンゲン味わい深い。
ということで、ひさびさにインナーチャイルドカードのシリーズものを再開しようと企んでいます。以前は新月シリーズでしたが、こんどはちょっと変化球です。 (タイトルちょっと考え中なので、もう少しお待ちくだされ)
3月春分ー4月春土用ー5月立夏ー6月夏至ー7月夏土用ー8月立秋ー9月秋分ー10月秋土用ー11月立冬ー12月冬至ー1月冬土用ー2月立春、ざっとこんなかんじのサイクルで回していきます。
初回は3/20(祝)予定。どうぞおたのしみに。