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寒九の雨〜8号室まほろば通信23

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寒の入りから9日目に降る雨は、寒九の雨と呼ばれるそうです。
「寒九の雨は豊作のしるし」と喜ばれるとのこと。

きょうは寒の入りから八日目。お昼ごろはぱっと快晴で青空が広がっていて、まさかこのあと雪?雨?が降る天気予報ってどうなの?ってくらいに晴れていました。

大宮八幡宮の多摩清水社 にて。
「寒九」には1日早いですが、「寒九」ならぬ「寒八」の水をいただいてきました。

一年のうちでも最も気温が下がるこの季節。寒九は「一年でもっとも水が澄む日」「この日に汲んだ水は腐らない」といわれ、お酒、味噌、醤油などに使われたりするそうです。

ご近所に、こうやって綺麗なお水をいただける場所があるのはとってもラッキーです。お参りする際にいただいてきて、沸かしてお茶を飲んでます。今年はゆっくりお茶を飲む機会を増やしたいものです。

カメさん、最初にいたのはこのお方だけだったはずなのに、鳥居の中や、お社の周りにもお仲間が増えていました。

帰ってきたら、西の空がなんだか雪雲みたいな濃いグレーの雲が立ち込めていて、15時にはパラパラと雨が降り出しました。天気予報すごい!雪が降ってるのは確認できなかったけど、天気予報には「東京で初雪観測」というお知らせが出ていました。

びっくりした。

ここ数日は「天中殺」の記事 をいっぱい書きました。あ、三つか。いや、これからもっと増える予定。昔は「これはネットで書くのはどうなの?」と思って自粛したテーマがたくさんありましたが、それからずいぶん時が流れました。もういいよね。

ここまでネット情報が溢れかえって、玉石混淆という名の飽和状態になってると、もう「ほんとうに重要な話は、もうネット上の情報には存在してないな」とはっきり思うようになりました。もういいよね。

ネットはすでに巨大なゴミ箱みたいになってて、宝にめぐりあえたらそれは幸運。わたしがこうやってこれまで産生してきたネット上のあれこれも、ぜんぶゴミのいちぶ。それもいいじゃないか。

ほんとうにだいじな情報は「信頼できる関係での口コミ(ネット上含む)で」という世界にまた逆戻りしていくのかもしれませんね。

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