きのうは、夏瀬杏子先生による易の入門講座→八卦の応用プログラム研究会でした。
易の会におそるおそるご参加くださった方も「やってみたらおもしろかったです。アタマいっぱいだけど」と、ニコニコ楽しまれたようでした。よかった!嬉しい。よかった♪
みなさま、大谷翔平選手が高校生の時に書いたというマンダラチャートをご存知ですか?真ん中の9マスを中心に、それぞれのテーマを周りに展開して、より細かく具体的に書き出している凄い表です。(スキがない。凄すぎる!)

この図をヒントに翡翠輝子先生が考案した「八卦のマンダラチャート」について、みんなで実際にうんうんうなりながら自分のを書いてみるという実践研究会を行いました。

八卦の意味とか、九星気学の基本がわかっているひとなら、基本ロジックはすぐに理解できます。でもね、具体的に自分の生活とか人生に落とし込んで書き込んでいくのはなかなかたいへんでした。「むずかしい」のは自分を振り返って書き出すことです。
例えばわたしは「仕事としての占い」に当てはめた枠はすぐにすらすらと埋められたのですが、それ以外の枠は難しいのが多かったです。いかに自分の意識の中にムラがあるか、力点を置く場所が偏っていてアンバランスなのかがよくわかりました。
この試み、おそらくもうちょっと細かく砕いて初心者さんでももう少しとっつきやすい形にアレンジして(夏瀬先生と翡翠先生が)、そのうちみなさまにもご体験いただけるはずです。いきなりぜんぶひとりで書くのは無理なので、まずは基本から。
乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤(けんだりしんそんかんごんこん)と、漢字はふだん使わないようなとっつき悪くて難しそうなのが並んでいますが、そこさえ突破すれば先に広がる世界は無限大です。抽象度が高いからこそ、応用範囲が広いです。
例えば「天」といったときに、どれだけ具体的な例が出せるか、その質問やテーマに応じたアイデアを捻り出せるか、その人の状況に合わせた解釈として日本語に紡ぐことができるか、日々ことばとイマジネーションの体操をしているようです。
これかれもみなさんといっしょにいろいろ楽しめる機会を増やしていけますように。そうそう。4月には杏子先生が広い会場を借りて、またなんかおもしろそうなイベントを企画していますので、これまたどうぞおたのしみに。