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揺れる新年〜8号室まほろば通信21

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謹賀新年

「孤独のグルメ全話イッキ見」を眺めながら、こだわりの麻婆豆腐おいしそうだなーとうっとりしていたら、テレビに緊急地震速報が流れて、え?また石川県?たいへん!とおもっていたら、なんだか自分も左右に大きく振られて、ゆらゆら揺れている気がする。え?日本海側の地震で東京も揺れるの?まだ揺れてる?めまい?違うよね?地震?え?まだ続いているの?そこからだんだん各局が緊急ニュースに切り替わっていくのをみていました。

こうやっているそばからも、地震や津波の緊急速報のチャイムが鳴っているのが聞こえます。もう夜になってしまったのに、こうやって繰り返し揺れて、寒くて暗くて、避難なさった方々もさぞや不安な夜を迎えられていることと思います。列車や車で過ごしている方が、家屋の損壊や火災、事故や怪我、ライフラインの損傷など、新年早々、たいへんな目に遭っている人がたくさんいらっしゃることがとても悲しい。

「辰」という字は「震」の一部にも含まれています。だからといって不吉とみなすわけではないですが、ものごとがうごくとき、どうしても揺れてガタガタします。易には「震為雷」という組み合わせがあって、これは雷がふたつ重なった図です。うるさくて大袈裟でガタガタするけど実際はそんなに大したことはない、という意味があります。きょうの地震も「ちょっとテレビが大袈裟だと感じるくらいでよかったね」と済みますようにと願っています。

きょうは午前中に大宮八幡宮に参拝&ご祈祷受けてきました。コロナ禍→実家のトラブル→愛犬介護とずっと追われ続けていて、ゆっくり参拝したのはひさしぶりでした。北風が強く吹いていて、気温のわりには体感温度が低くて寒く感じる日でしたが、空は青くて空気はからりと乾燥していて、まるで絵に描いたような「関東の冬」らしい日でした。

みなさまにおかれましても、どうぞ良い年になりますように。

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